日本の自動販売機、地震発生時に自動的に無料食品を提供
May 15, 2023
沿岸部の赤穂市にある機械は、将来の強力な地震に対して脆弱であると専門家が指摘する地域に設置されている
日本は自然災害への備えを自動販売機にまで広げており、大地震や台風が発生した場合に無料で食べ物や飲み物を提供する。
2台の機械が西海岸の都市赤穂市に設置された。この地域は地震学者らによると、今後数十年以内に中東および南西太平洋岸を襲うと予想される強力な地震に対して脆弱だという。
この機械には、清涼飲料水のボトルや缶約300本と、栄養補助食品を含む非常食150品目が入っており、避難所に指定されている建物の近くに設置されている。
毎日新聞によると、大雨警報や震度5強以上の地震で避難勧告が発令された場合に、コンテンツを「ロック解除」して無料で利用できるように設計されているという。新聞。
同紙は、コンテンツの残りの期間は料金を支払う必要があると付け加えた。
市内に工場を構える製造業者アース社によると、この種の機械は、世界で最も地震が活発な国の一つであり、近年ますます強力な台風が広範囲で洪水や土砂崩れを引き起こしている日本では初めてだという。
同社担当者は「全国に設置していきたい」と語った。
市担当者は「備蓄が区民の安全・安心につながることを期待している」としている。
今年初めには、自動的に緊急放送を行うラジオ付き自動販売機が東京の公園に設置された。
報道によると、このラジオは震度5以上の地震が発生すると起動し、地元のコミュニティラジオ局から避難やその他の重要な情報を送信する予定だという。
専門家らは最近、日本の太平洋岸沖の南海トラフ沿いで「巨大地震」が今後20年以内に50%から60%、40年以内に約90%発生する可能性があると指摘した。